< 自由創作部門 >
テーマは自由です。応募規定をよくご確認のうえ、ご応募ください。
一般の部(高校生以上) | 400字詰原稿用紙 | 7枚以内 |
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中学生の部 | 〃 | 5枚以内 |
小学生高学年の部(4年生以上) | 〃 | 5枚以内 |
小学生低学年の部 | 〃 | 3枚以内 |
< 新美南吉オマージュ部門 >
オマージュとは「尊敬・敬意・賞賛」という意味のフランス語です。
この部門は、新美南吉の作品に通じるテーマで、新たな童話を創作するというものです。対象作品は新美南吉が書いた童話・小説・戯曲から1作品を選び、単なる物語の続きやパロディではなく、作品から感じたことをテーマに、あなたの新しい童話を創作してください。
※対象作品の作中人物を登場させる必要はありません。時代、舞台、動物と人間という関係や登場人物同士の関係など、原作にとらわれず自由に設定してください。対象作品を選ぶ参考として、南吉作品8編を掲載します。
小学生~一般 | 400字詰原稿用紙 | 7枚以内 |
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← 応募フォーム(PDFのみ受付) |
応募期間 | 令和6年6月1日(土曜日)~9月10日(火曜日) ※郵送、持参または上の応募フォームより応募してください。当日消印有効。海外から発送したものは当日必着。 ※この期間外に届いたものは、受付出来かねますのでご注意ください。 |
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応募先 | 〒475-0966 愛知県半田市岩滑西町1-10-1 新美南吉記念館 新美南吉童話賞係(電話:0569-26-4888) または上の応募フォームから |
発表 | 令和6年11月下旬予定(入選者のみに連絡) ※HPでは受賞者と併せて一次通過者も氏名(又は筆名)と市区町村名を発表します。 |
最優秀賞 | 1編 | 賞金40万円 |
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< 自由創作部門 >
【一般の部】
優秀賞 | 2編 | 賞金10万円 |
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特別賞 | 3編 | 賞金3万円 |
佳作 | 若干名 | 図書カード |
【小中学生の部】
優秀賞 | 中学生 | 1編 | 図書カード |
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小学高学年 | 1編 | 図書カード | |
小学低学年 | 1編 | 図書カード | |
特別賞 | 中学生 | 1編 | 図書カード |
佳作 | 中学生 | 若干名 | 図書カード |
小学高学年 | 若干名 | 図書カード | |
小学低学年 | 若干名 | 図書カード |
< 新美南吉オマージュ部門 >
優秀賞 | 1編 | 賞金10万円 |
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特別賞 | 1編 | 賞金3万円 |
※両部門を対象に最優秀賞を選考します。
主催:半田市教育委員会
共催:新美南吉顕彰会、公益社団法人半田青年会議所
後援:文化庁、愛知県、愛知県教育委員会、安城市教育委員会、中日新聞社
協賛:ミツカングループ、知多信用金庫、中部電力パワーグリッド株式会社、半田信用金庫
この賞の特徴は、なんといっても「新美南吉」という名前を冠したコンクールであることです。ごんぎつねのようなメルヘン風な作品だけでなく、かなりいろんなタイプの作品があります。僕は「屁(へ)」という作品が好きです。日本で一番短いタイトルの作品です。タイトルだけでなく、南吉作品はほとんどが短編です。短いけれども中身は深い。なぜこんなことが出来るのか、南吉作品を読んで、そこのところをよく考えてみてください。
そして、この賞の大きな特徴は、南吉作品への「オマージュ」部門があることです。オマージュというのがよくわからない、という方には、これまでのオマージュ部門の入選作品を読んでいただくのがまずは近道でしょう。そして、お勧めしたいのが『100万分の一回のねこ』という本。あの名作絵本『100万回生きたねこ』へのオマージュ短編集で、江國香織、くどうなおこ、綿矢りさ、谷川俊太郎といった人たちがそれぞれの切り口であの絵本への愛を語っています。あなたの挑戦を待っています。
新美南吉がこれほど質の高い童話を多く書くことが出来たのには理由があると思います。それは日々の生活の中に、たくさんの祈りや願いをその暮らしの端々に見たからだと思います。南吉が若い頃から、日本では軍国の足音が高くなり、子どもたちはもとより大人でも、戦争や病気であっけなく命を落とす時代でした。南吉は丁寧に日常を見つめ、様々な手法で、祈りや願いを、わかりやすい言葉で物語にかえていったのだと思います。
私はもちろん、笑える話も好きだし、魔法や妖怪の話、誰かさんが一生懸命に頑張っている話も大好きです。ただ、この「新美南吉童話賞」に求められているのは、商業出版を目的とした賞にありがちな、キャラクターや文章テクニックありきではない作品だと考えます。日常をしっかりと見つめ、そこから生れてくる今の時代の祈りや願いに触れた作品。そして何より、それぞれの持っている、童話世界を楽しみたいと思っています。
過去に商業出版していましたが、現在は絶版になっています。応募資格はありますか?
過去に一度でも児童書の出版経験がある方は応募できません。
同人誌に作品を発表しています。応募資格はありますか?
資格はあります。
子ども向けのアンソロジーに作品が掲載され、出版されたことがあります。応募資格はありますか?
資格はあります。
一般の部で、作品枚数が7枚より多くなってもよいですか?
作品は必ず400字詰め原稿用紙7枚以内でお送りください。7枚よりも多い場合は選考対象外となります。
一人何編まで応募できますか?
応募数に制限はありません。何編でもご応募いただけます。ただし自由創作部門とオマージュ部門に同じ作品を送ることはできません。
合作で応募してもよいですか?
合作は不可となります。
同人誌に発表した作品を応募してもよいですか?
公表された作品とみなしますので、応募できません。未発表の作品をお送りください。
アンソロジーに掲載された作品を応募してもよいですか?
公表された作品とみなしますので、応募できません。未発表の作品をお送りください。
インターネットで公開した作品を応募してもよいですか?
インターネットで公開した作品は、個人のホームページやSNSであっても一般に公表されたものとみなしますので、応募できません。
2編以上まとめて送ってもよいですか?
複数作品を一度にお送りいただけますが、必ず作品ごとに応募票をつけてください。
普通郵便で送ってもよいですか?
問題ありません。ご心配であれば、証跡が残る簡易書留等でご応募ください。
自分の作品は入賞していますか?
入賞者の発表は11月下旬に当館ホームページで行う予定です。1次審査通過者も発表されます。審査結果についてのお問い合わせにはお答えできません。
作品は返却されますか?
返却いたしません。必要であれば、コピーを取ってお送りください。
用紙の指定はありますか?
A4サイズ(20×20字/縦書き)で作成してください。記念館オリジナルの原稿用紙もありますので、そちらもご利用ください。
2編以上おくってもいいですか?
WEB応募では一回の応募につき1作品までとさせていただきます。複数応募される場合は、作品ごとに応募フォームをご記入ください。
作品応募後に名前や住所などが変更となった場合は、手続きが必要ですか?
新美南吉記念館まで、その旨をご連絡ください。その際に応募完了の受付番号、名前、住所、電話番号をお伺いします。
新美南吉童話賞では、入選した作品を『赤いろうそく』という冊子にまとめています。過去の受賞作についてご覧になりたい場合は、新美南吉記念館まで『赤いろうそく』をお求めください。記念館で直接販売しているほか、通信販売も行っています。また、記念館の図書室で過去の号を閲覧することもできます。
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