過去に開催した企画展について
新美南吉記念館でこれまで開催してきた企画展の一覧です。展示名をクリックするとチラシのPDFが見られます。より詳しい内容を知りたい場合は、記念館まで直接お尋ねください(お問い合せはこちらから)。
また、記念館図書室に過去の展示解説パンフレットも置いています。
開館30年記念&文豪とアルケミストタイアップ特別展「本に押し潰されて死ねば、本望です~南吉と読書~」
- 新美南吉は大変な読書家で、古今東西様々なジャンルの本を渉猟しました。南吉自身の蔵書や、読んだ作品・作者への思いが綴られた日記、手紙などの展示を通して、南吉の旺盛な読書欲を紹介しました。また、初めてゲーム「文豪とアルケミスト」とタイアップし、キャラクターとしての「文豪」たちと、南吉から見た「文豪」についても楽しんでいただきました。
- 期間 2024年7月13日(土曜日)~10月14日(祝日・月曜日)
新美南吉生誕110年「南吉と長野ヒデ子の母の世界展」
- 2023年、絵本作家の長野ヒデ子さんが南吉の詩「天国」を絵本にされました。 絵本『てんごく』をはじめ、たくさんのお母さんを作品の中で描いてきた長野さんと、しばしば優しく温かい母親を作品に描いた南吉、二人の重なる想いを原画とともに紹介しました。
- 期間 2023年7月15日(土曜日)~10月29日(日曜日)
半田市制85周年記念特別展「南吉の昭和17年 ~私は死ぬ けれど私の仕事は死なない~」
- 新美南吉は死の前年にあたる昭和17年に、「おじいさんのランプ」「牛をつないだ椿の木」「花のき村と盗人たち」など多くの作品を書き上げました。死への不安や恐怖を乗り越え、創作に打ち込んでいったこの昭和17年という年が、南吉にとってどんな年であったのかを考察しました。
- 期間 2022年7月16日(土曜日)~11月6日(日曜日)
「コロナ禍に南吉を読む ~感染症と新美南吉~」
- 新美南吉の子ども時代、世界中でスペイン風邪が猛威を振るい、南吉自身も結核で命を落としました。感染症が南吉に与えた影響を通して、コロナ禍の中、私たちが南吉文学から何を読み取れるかを考えました。
- 期間 2021年7月17日(土曜日)~10月24日(日曜日)
安城下宿80周年特別展「日本丁抹と南吉の暮らし」
- 新美南吉が安城の大見家に下宿して80年を迎えたことを記念して、かつて日本丁抹として農業を中心に発展していた安城で、南吉がどのように暮らし、作品を書いたのかを探りました。
- 期間 2019年7月13日(土曜日)~10月27日(日曜日)
『赤い鳥』創刊100年記念特別展 「『赤い鳥』がくれたもの ~新美南吉・夢と出会い~」
- 新美南吉の代表作「ごんぎつね」が掲載された児童雑誌、『赤い鳥』創刊100年を記念して、南吉と『赤い鳥』との関りを展示しました。
- 期間 2018年7月14日(土曜日)~10月28日(日曜日)
半田市制80周年記念 「鈴木靖将絵本原画展 ~命と愛、そして祈り~」
- 新樹社から出ている新美南吉童話絵本シリーズ全10冊。その挿絵を担当した鈴木靖将の半生を、南吉と重ね合わせ、絵本の原画とともに展示しました。
- 期間 2017年7月15日(土曜日)~1月14日(日曜日)
「ごんぎつね」教科書掲載60周年記念特別展 「教科書で出会ったごん ~南吉作品教材化の歴史~」
- 1956年、「ごんぎつね」が初めて教科書に掲載されてから60年を迎えたことを記念し、南吉作品と教科書をめぐる歴史から、国語科で文学教材を扱う意味を考察しました。
- 期間 2016年7月16日(土曜日)~10月23日(日曜日)
終戦70周年記念特別展 「ひろったラッパはどうなった? ~戦争の時代を生きた童話作家~」
- 太平洋戦争の終戦から70年。南吉は学生時代、「ヒロッタ ラッパ」という反戦的な童話を書いています。教師として、作家として、南吉がどのように戦争と向き合っていったのかを展示しました。
- 期間 2015年7月18日(土曜日)~10月25日(日曜日)
開館20周年記念特別展 「南吉と良寛 ~処女出版『良寛物語 手毬と鉢の子』の世界~」
- 新美南吉の処女出版『良寛物語 手毬と鉢の子』成立に関わる豊富な資料と、良寛のふるさとを撮り続けてきた写真家、遠藤純さんの作品を通して、良寛と南吉の世界を紹介しました。
- 期間 2014年7月19日(土曜日)~11月3日(祝日・月曜日)
新美南吉生誕100年記念特別展 「新美南吉とふるさと知多半島」
- 南吉文学の特徴の一つに、郷土性の豊かさがあります。新美南吉生誕100年を記念したこの展示では、南吉のふるさと知多半島を、自然、生業の中の技と芸、方言、民話などの視点から取り上げました。
- 期間 2013年7月13日(土曜日)~10月27日(日曜日)
― これより以前の企画展について ―